左足首人工関節置換術の施術から4ヶ月半が過ぎた。
診察予約日に県病院にいくと、診察に先立って撮ったX線画像を診た主治医は「脛骨と距骨に埋め込んだ上下のコンポーネントのズレも無いし、手術時に切った腓骨も大分 くっついてきましたね」と順調な回復に満足した様子で診断の結果を小生に告げた後、足首の動き触診しながら「どうです自転車乗ってますか?」と聞いてきた。
ローラー台でトレーニングしてることを話してから「そろそろ外を走っても良いですかねぇ」と切り出すと「自転車に乗るために手術したんですからね」とOKのニュアンスで言った後で「人工関節はこれから一生持たせなくちゃいけないので何かあったらすぐに来て下さいよ」と付け加えられた。
足首が少し内反するのは気にかかるが、捻挫の慢性化で外側靭帯が伸びてるのが原因?だから、これは足首サポーターで保護するしか無いか。
よぉーし一応主治医の許可も得られたので、これで気兼ねなくライドに出掛けられる。
思わず心の中で”ガッツポーズ”をしつつ、気付かれない様にほくそ笑んだ・・・。
さて、ライド再開となればまずはバイクの整備だ。
もう5ヶ月も乗ってないので、いきなり走り出してトラブルがあったら興ざめだから、取り敢えず水洗いしてからと保管場所から引っ張り出すが、僅かにホコリが被っている程度なので、水洗いは止めてタオルで拭くだけにした。
バイクの水洗いには苦い経験がある。
ある時、De Rosaを水洗いしてからライドに出掛けた折に電動変速機がバッテリー切れを起こした。
「充電してから2週間も経たないのに?」と思いながらバッテリーを再充電して2日後、ライドに出掛けるとまたしてもバッテリー切れ。
「これはおかしいぞ」と詳しく調べてみると、BB部でリアディレイラーへいく配線の 被覆が焼け焦げており、其処からフレームへと漏電している事が解った。
どうやら、以前BB部の点検蓋を開けた際に配線被覆を傷つけたらしく、其処が水洗い時にフレーム内に入った水でショートしたと推定された。
水洗いも慎重にやらないと飛んだことになると身に染みて分かった失敗談だ。
Lapierre、De Rosa、Varacan Specialと3台の外乗り用バイクを順次拭き上げた後は、 電動変速機のバッテリーとサイクルコンピューター本体の充電。(これは使ってない 期間が長かっただけで自然放電も寡少とみえ、あまり時間がかからなかった)
そしてスピードセンサーとケイデンスセンサーのボタン電池交換も忘れずに実施。
こうして3台とも一緒に交換しておけば、どれかが電池切れしたら他も替え時と分かるので安心だ。
チェーンは油切れを起こしてない様子なので注油は割愛。
油を差し過ぎるとチェーンもギアも真っ黒になるので、少ないくらいが丁度良いと小生は勝手に思っている。
最後にSPDペダルの交換。
これまで付いていたペダル(ZERAY)は小振りなのは良いが、ステップインが一発で 決まることが少なく、ペダル上でシューズを前後左右に動かしてクリートを嵌める無様な動きが頻発。
これが結構なストレスになるで、いきおい信号停止でクリートを外すのが億劫になっていた。
そこで、ステップインが容易と㏚されているPD-ED500(SHIMANO)に交換することで、このストレスを解消することにした次第。
もしこの目論見が期待通りの結果を生めば、18,000円(3台分)の投資も決して高くは無いが果たしてどうだろう?
この結果は数日後には分かる筈だ・・・。
バイクの整備は一通り済んだので、あとはライドに出掛けるだけ。
だけど、このところ強い西風が吹く寒い日が多いし天気もイマイチ良くないので、小生のもう一人の分身が「あと数日待ったら」と言っている。
うーん、何とも悩ましいところだ・・・。