風を道連れに

☆あるボッチローディーの独り言☆

お花見ライド

 

"春に三日の晴れ無し"で天気がよく変わる季節である。

今朝は起きた時から空模様が芳しくなく西方をみても暗い雲が上空を覆っているので「今日はライド向きの日じゃないな」と判断して、ゆっくり食事を済ませたあとは家の雑用を片付けていた。

ところが10時頃には雲が薄れて外も明るくなり、更に30分後には青空が拡がって好天に変わるという予想外の展開。

こうなるとライドに出ないと決めた判断が大いに悔やまれて急遽準備に取り掛かった。

 

手早くライド準備を済ませたが時刻はすでに11時を回っておりそんなに遠くへ行くのは無理。

「そうだなぁ14時位に戻ってくるとして・・・」と考えて決めたのは”お花見ライド”で墨俣や木曽長良背割堤・大榑川堤などの近在の桜名所を周遊するというもの。

走行ルートはいつもの様に走りながら決めればいいので何はともあれ出発だ。

 

居宅を出てまず目指したのは柳津の境川堤桜並木で、ここは川に沿って断続的ながらも約6kmも桜並木が続く知る人ぞ知る隠れた名所。

堤に敷かれた細道を走って行くと所々でサクラのトンネルが迎えてくれるので、そこではスピードを落として花を愛でながら、周りを包む白みがかったピンクの色に染まってみるのも愉しい・・・。

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境川堤のサクラのトンネル

チェーンの軽やかな回転音だけが耳に届く静かな道を西に走って、長良大橋が望める所まで来るとこの桜道も終わり。

「さて此処からどっちへ行こうか?」

橋を渡れば墨俣だが「周遊ルート的には先に背割堤を目指した方が良さそう」と思えたので長良川左岸堤防道路へ左折することにした。

此処から14kmほど南に進めば木曽長良背割堤の北側ゲート、途中で河川敷管理道路に走路を変更しても30~40分あれば着く筈だ。

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堤防道路から安全な河川敷管理道路に走路を変えて南に走る(羽島市福寿町付近)

背割堤に着くと最近整備された駐車場等に十数台の車が停まっており、この場所にしては多い人出にちょっとビックリ。

数年前まではサクラが満開時でも5~6人の見物客が眼に入る程度だったが、サクラの下で弁当を広げる人や折りたたみ椅子で寛ぐ人、また三々五々散策する人らも多く、この変わり様には「何か理由があるのかなぁ?」と一瞬思ったが、そんなことは事情通でもない小生如きに分る筈も無い・・・。

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背割堤の桜並木(堤下には桜の下で寛ぐ人や散策する人がチラホラ)

八分咲きほどになったサクラを愛でながらゆっくり走っていると、前方から3人連れのローディーが来たので手を挙げて挨拶し「今日はローディーも多そうだ」と独り納得。

そのままグライダー滑空場の北端辺りまで走ったが、木曽三川公園まで行くつもりは 無いので此処でUターンして次の目的地(大榑川堤桜並木)に向かうことにした。

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滑空場にはグライダーが2機(風が無いので飛ぶのも難しそう)

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平田リバーサイドでチョットだけ休憩

長良川を南濃大橋で渡り平田の集落を抜けて”おちょぼさん”へと走る。

道沿いにNHK番組チャリダーでお馴染みの筧五郎氏お勧めの和菓子屋 ”戸谷製菓舗”が あり、店頭のおはぎの幟に食欲をそそられたが、此処はグッと我慢してそのまま通過 することに。(自転車におはぎをぶら下げて走る訳にはいかないからねぇ) 

 

千代保稲荷北側の輪中堤に列植された桜が大榑川堤桜並木で、総延長5kmとこれまた延々とピンクの帯が続く。

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道幅があるので明るい感じのする大榑川堤の桜並木

この道も主要道から外れて滅多に車がこないので、辺りを見廻しながら20km/hrほどのスピードでゆっくり走ってサクラを満喫。

桜並木もあと数百mのところで何気に時計を見ると13時をチョット過ぎて帰途につく 頃合と判断、最後の花見スポット墨俣へとバイクを走らせることにした。

 

輪之内から安八へと幹線道を避けて定番の抜け道を走り、犀川堤に出たあとは川沿いを墨俣一夜城(歴史資料館)へと一直線に進む。

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サクラトンネルになる犀川堤の桜並木

この道は細い割に車がよく通るので注意が必要なのだが、それを忘れてサクラを眺め ながら気持ちよく走っていると、後ろから来た車が大きく警笛を鳴らして”どけよ”と 催促。

「はいはい御免なさい」と手を挙げてバイクを路肩に寄せながらも「ここはあんただけの道じゃ無いんだけど」と小さく毒づく声が口から漏れた。

徐行もせず警笛を鳴らす自分本位の輩にはいつも腹が立つが、これも小生の短気な性格が影響しているのだろうか・・・。

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城にサクラは結構”映える”被写体

一夜城の付近は桜見物の人がいっぱい居て先刻までの静かな花見とは雲泥の差。

人込みを好まない小生としては”速攻現場退去”ということで、花見を楽しむ間もなく 帰途につくことにした。

これで予定の14時チョット過ぎには居宅に帰り着けそうだ・・・。