花粉症の症状が出て「外遊び自粛」に入ってから1週間が過ぎた。
抗アレルギー薬を服用しているので症状は小康を保っているが、マスクをしないで屋外へ出ると鼻がグズグズしたりクシャミが出たりするので、やはり鼻粘膜で抗原抗体反応が起こっているのは間違いない。
小生の歳だとそろそろ免疫力が落ちて来る筈だが、一向に花粉症から脱出できないので「免疫系だけはまだ老化してない証拠だな」と変に自分を慰めるしかない毎日だ。
さて、そんな次第で何処へも出掛けられない不幸を嘆きつつ、今日は「ビワイチ」の話でもしようと思う。
小生はこれまでにビワイチを3回(近いのに少くなッ!)している。
1回目は5年前で、走路を前半と後半に分けて2日で約200km(北湖と南湖)を走った。
2回目はその翌年で、琵琶湖大橋でショートカットする北湖一周(約160km)。
3回目は一昨年で、ようやく琵琶湖全周(北湖と南湖)を1日で回った。
去年は色々あって走れなかったので、今年は4回目を夏ごろに計画しようと思っているが、果たしてどうなることやら・・・。
普段ライドに出掛ける時は、単に行先を決めるだけでルートなどは行き当たりばったりのことが多いが、ビワイチをするとなるとそんな好い加減なことではいけないと云う ことで、初めての時はまず走行ルートを決めることから始めた。
ボッチローディーである小生の場合、誰かに道案内を頼める訳でもないのでルート調べは重要だ。
Netで関連情報を検索したりYouTubeで動画を観たりして予備知識を蓄えてから、いよいよGoogleMapで走路の検討に入った。
琵琶湖は湖岸沿いにほゞ道が設けられているのでルートは選び易く、分岐に注意すれば走路を間違える心配は無さそうと判ったので、基本この湖岸沿いの道を辿ることで走路を決定した。
しかし、誰もが「とても走り難い」と悪評判のある堅田から唐橋までの大津市街地に ついては、湖岸沿いのR-558ルートは採らず山側の湖西線高架下の間道を走ることに した。
悪評の道を走る義理は無いので、少し遠回りでも「快適に走る」を優先して、車通りの 少ない道を選んだのがその理由。
これで大体の走行ルートは決定、あとは実際に走って必要ならその都度若干修正する だけという訳だ。
しかし、ロードバイクを始めて4年ほど、本格的に走る様になって2年足らずの当時の 小生には、200kmの距離を1日で走り切る自信は全く無かった。
そこで行程を2日に分けて、1日目は米原から左回りで大津までの約120km、2日目は 大津から米原までの約80kmを走ることにした。
(米原を起点に選んだのは勿論JR東海道本線での輪行に便利だからだ)
続いて検討したのは1日目と2日目の行程詳細案。
小生の脚力(当時)だと、Ave23~24km/heのスピードで1時間半ほど走り、小休憩を 挟んでまた走る繰り返しなら多分大丈夫と思われた。
そこで作ったのが次の走行計画だ。
1日目:米原駅 ⇒(35km)⇒ あじかまの里 ⇒(32km)⇒ しんあさひ風車村 ⇒(34km)⇒
8:30 10:00 10:15 11:35 11:50
13:20 (昼食) 14:20 15:10
2日目:大津駅 ⇒(32km)⇒ 鮎やの里 ⇒(34km)⇒ 滋賀県立大前 ⇒(12km)⇒ 米原駅
9:00 10:25 10:40 12:10 12:25 13:00
検討の最後は持ち物のリストアップ。
走り出して忘れ物に気付いても仕様が無いので、チェックリストを作って出発前に確認することにした。
バイク:Corratec CCT(当時はこの1台しか無かった)
持ち物:ビンディングシューズ・サイコン・フロントライト・予備チューブ(2本)
携帯ポンプ・タイヤレバー・携帯工具・グローブ・ヘルメット・サングラス
ウォーターボトル・財布・健康保険証・スマホ・ウエア・着替え・タオル
ワイヤーロック・輪行袋・リアエンド金具・軽量リュック
「よぉーし、これで準備は万端整った」あとは現地に着いて走り出すだけだ。
・
・
・
次回は「ビワイチ 走行編 1日目」です。