風を道連れに

☆あるボッチローディーの独り言☆

暇なもんで・・・

 

4日前の事、病室のベットのヘッドボードに凭れながら、図書室から借りてきた文庫本を読んでいると、診察の時間でもないのに主治医が顔を出してこう言った「Yさん相談ですが、今週末に退院出来ますがどうしますか?」

当初の予定では入院期間は4週間。

手術から18日が経過したが「あと10日間ほどは入院してなくちゃならないなぁ」と退院までの日数を指折り数えながら、多少あきらめの気持ちで居た矢先のことだ。

小生の怪訝な表情を読み取った主治医は、これは説明が必要と思ったか?続けて「入院を待つ人が多いので、手術後の経過が良い患者さんには早期退院の可否を確認しているんですよ」と言った。

確かに小生の場合は、手術で切開縫合した箇所の抜糸は既に終わり、今は足首の動きを制限するためのギブスを着けて、手術箇所が完全に癒合をするのを待つだけの日々。

看護師による1日2回の検温と血圧測定や理学療法士による10分程度の歩行訓練(と言っても単にフロアー内を松葉杖を支えに歩くだけ)はあるものの、特に手術した箇所の治療はないので、強いて入院生活を続けなければならない必然性はない。(と素人の小生は思っていた)

これは正に”渡りに舟”だ。

こんなチャンス逃す手は無いと「先生が許可していただけるなら退院させて貰います」と答えると「それじゃぁ奥さんにも確認しておいて下さい。後からもう一度伺います」と言って出ていった。

 

そんな訳で思いがけなくも早期退院が実現し、今こうして居宅の居間で寛ぎながらPCに向かっているという次第。

主治医からは「家に帰ってもくれぐれも無理はしない様に」と言われているが、ふくらはぎから足先までギブスが覆っているので、靴も履けないから外へ出掛けたくても出掛けようがない。

この居宅での軟禁状態は次の受診日(27日にギブスを外す予定)まで続くが、”棚から牡丹餅”で手に入れた自宅療養だから多少の不自由は致し方なし、あまり文句を言う訳にはいかないだろう・・・。

 

さて、暇を持て余すと何かと良からぬ事?を考えるもの。

昨年、山方面を走る時に乗るロードバイクが欲しいなと思って、ディスクブレーキ車をバラ完したが、初めてのバラ完挑戦だったので、技術習得を目的にもっぱら中華パーツ(コンポ類はSHIMANO 105)を使って1台を組んだ。

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山方面を走るためにバラ完したバイク

自ら言うのも何だが出来はまぁそこそこ(自己満足?)で、これに味を占めたという訳では無いが、今度は中古パーツを使って2台目のバラ完をしてみようと思い至った。

予算は30万円で、バイクのアウトラインとしては、Full Carbonのディスクロードで変速系はDi、車重は7.5kgと云ったところ。

 

早速PCを開いてリサーチの開始。

まずはフレームで目星い物は無いかと探すが、まだディスク仕様のものは数が少なく、おまけにサイズが合う物となると更に台数は限られてくる。

TREK(10万円)Wilier(12万円)MERIDA(14万円)S-Works(16.5万円)をコスパの点からリストアップしたが、中でもWilierが物の状態から見てかなり良さそうだった。

次はコンポ類だが、こちらはシマノのR8070グループセット(クランクとスプロケットは無し)が9.5万円で最安値。

グループセットの出物は少ないので、実際には単品を一つづつ買い集める事になるが、その際のTotal金額の目安はこんなところか?

ホイールは前後で4万円程度の物を探すとすると、残りの4万円程でハンドル、サドル、クランク、スプロケット、チェーン、ペダル、タイヤ、その他の小物を調達することになる。(中古と云えども30万円ではちょっと予算的に厳しいか?)

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中古パーツを使ってバラ完するバイクの完成イメージ

まぁこんな感じで2台目バラ完バイクの青写真(ちょっと古い言い回し?)は何となく描けた。

後はこれを実行に移すかどうかだが、この点については少し間を置き冷静になってから結論を出すことにしょっと・・・。