風を道連れに

☆あるボッチローディーの独り言☆

e-Taxで確定申告

 

人間は何故戦争という愚劣な行為を無くせないのだろう?

ロシアのウクライナ侵攻は、大方の専門家の予想(まさかそんな馬鹿な真似はしない だろう)を裏切って始まり、今現在も彼の地の何処かで激しい戦闘が続いている。

これらの戦場で戦火に傷つき斃れるのは、末端の名もなき兵士達や無辜の市民であり、本来この戦いの責を負うべき為政者らは、ミサイルさえも届かない安全な場所で、多くの人々の悲嘆に思いを馳せることなく惰眠を貪っている。

今、長年に亘って様々な施策を弄しながら民意を操り、プーチン独裁という非民主体制を敷いてきた強権国家ロシアの暴走を許すことは、世界に拡がりつつあるポピュリズム的政治傾向の動きに拍車をかけて、民主主義体制の弱体化が顕在化する懸念がある。

また、最大最強の強権国家である中国の拡張主義(領土的意味も含めて)にも免罪符を与えて、将来的には更なる紛争地の拡散等により世界が不安定化する、極めて好ましくない状態に至る可能性もある・・・。

 果たして国際社会は一致団結してこの愚かな戦争を止め、明るい未来への展望を切り開くことが出来るのだろうか?

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ウクライナの美しい町並み

さて、ここからは一転して話題は下世話な事柄。

毎年この時期になると決まってするのは確定申告。

勤め人の頃は全て会社任せで済ませてきたが、年金暮らしで経済的制約を意識する様になってからは”例え少額でも払い過ぎたものは返して貰おう”と必ずやることにした。

例年の還付金額は〇万円だが、昨年は左足首の人工関節置換手術を受けたので、医療費控除分が増えて還付金額が少し多くなると期待できる。

 

源泉徴収票社会保険料納付通知、生命保険料控除証明、地震保険料控除証明、寄付金控除証明、医療費領収書等の確定申告に必要な書類を集めることで下準備は完了。

続いてPCで医療費控除の明細書作りだが、小生・妻・実母3人の医療費領収書となると枚数が多いので、いつもこれにひと苦労。

医療機関、薬局別に仕分けして医療費集計フォームに金額入力するのに1.5時間ほどもかかってしまった。

ここまで終われば、後は国税庁ホームページの確定申告書作成コーナーにアクセスしてe-Taxで申告書を作成して送信するだけ。(の筈だった)

 

確定申告書作成コーナー⇒作成開始⇒マイナンバーカード方式⇒令和3年分⇒所得税⇒マイポータル連携無しで作成と順次進み、次にマイナンバーカードの認証をしようと クリックすると”利用出来ないバージョンのためバージョンアップして下さい”の表示が画面に現れた。

「何だってぇ!去年は出来たのにどういう事?」と思いながらも、指示に従ってマイナポータルアプリをダウンロードしてカード認証に進むが、相変わらずバージョンアップの要求表示が出る。

「うーんどういう事だ?」色々考えて思い当たったのはWindowsを10→11へとアップ ロードしたことで、このためWebブラウザのアドイン設定がキャンセルされたのでは ないか?と推測された。

そこでWebブラウザの設定から拡張機能を確認してみると、案の定マイナポータルAPとe-Tax APの設定がOFFになっている。

「やっぱりね」これで問題解決だけど「とんだ所で手間取ってしまった」と誰を恨むでもなく思った。

 

マイナンバーカード認証で申告書記入フォームを開いて申告項目毎に金額等を入力。

これは帳票類を見ながら転記するだけなので大して時間はかからないが、一応間違いがない様に2重チェックはしておいた。

全ての項目に入力して還付金額を確認すると、昨年より1.6万円ほど多い金額。

医療費以外の申告内容は例年ほとんど変わらないので、この1.6万円はほゞ足首の手術に関わる出費への還付といえる。

16万円の出費に対して1.6万円の還付「まぁこんなもんか」と納得しつつ送信ボタンを 押した。

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確定申告書の記入フォーム

恒例の確定申告を終えてやれやれと思ったが、今年はもう1件確定申告がある。

昨年、長女がテキサス州の大学付属研究機関へポスドク留学したが、家族を伴って行くことにしたため、住んでいたマンションは売却し保有株の一部も現金化したので、納税管理人の小生が確定申告を代行することになったからだ。

給与所得の源泉徴収票、生命保険料控除証明、不動産売買関係書類、売却株の取引報告などの書類は一応あるので、多分申告書の作成に問題は無いと思うが、何せ不動産売買の申告は未経験なので一抹の不安は残る。

しかし、まぁ”何事も経験が大事”ということで早速トライしてみよーっと・・・。