コロナワクチンの追加接種が政府の思惑通りに進んでいない様だ。
新規感染者10万人、死者150人というレベルで推移する現状は、決して楽観視できるものではないと小生は思うのだが、医療機関等で患者対応に追われる関係者は別にして、世間一般の意識はどうも楽観論へと傾いている様で、それが追加接種が低調な一因にもなっている。
我が国のワクチン2回接種率は79.3%で、国際的には中国・韓国に次ぐ高い割合だが、 それでも約2割(2,500万人)の人達が未接種の状態。
ワクチン接種に消極的な人の忌避理由は様々だが、その根底にあるのはワクチンという異物を身体に入れることへの抵抗感或いは薬剤に対する不信感だろう。
誰しも得体の知れない物を自分の身体に摂り込みたくはないし、ましてやそれによって身体が変調をきたすなら猶更のことだ。
しかしこの判断「果たして本当にあってるかぁ?」と多分に捻くれた見方をする小生は思う。
世界規模で見るとコロナワクチンのこれまでの接種回数は103億回で、1回以上接種を 受けている人の数は50億人に上る。(コロナワクチンは開発期間が短く、今だに顕在化していない問題があるという人がいるが、これだけの臨床実績からすればそれは杞憂に近い)
そのワクチンは各国の事情に応じて様々(緊急承認されているのは7種類)だが、我が国に限って言えば、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカの3種類のワクチンが承認されており、主にファイザー、モデルナのmRNAワクチンが接種されているのは周知のとおり。
厚労省が発表した”副反応疑い報告”によれば、ワクチン接種後に心不全等で死亡した人の割合は、ファイザー:100万人中6人、モデルナ:100万人中1.6人ということであり、この人数は、これまでにコロナウイルスに罹患して死亡した人の割合:100万人中160人に較べて有意に少ない。
しかも ”この死亡事例を個々に科学的に評価した結果、現時点では、mRNAワクチンとの因果関係があると結論づけることのできた事例は認められない” との報告もあること から、これらを総合的に考えると、ワクチン接種を敬遠することは、いたずらにリスクを増大させる自傷行為と言えなくもなさそうだ。
また、ワクチン接種によって心筋炎や心筋梗塞等の重篤な副反応を示した人の割合は、ファイザー:100万人中33人、モデルナ:100万人中20人とのデーターも示されているが、これも果たして額面とおりに受け取ってよいかどうか?
薬理活性の無い偽薬を与えられて当該症状が改善する事象を”プラセボ効果”というが、この逆に、偽薬により様々な疾病の症状を示す事象を”ノシーボ効果”という。
ファイザーが2020年にコロナワクチンの大規模治験をおこなった際には、mRNAワク チンを投与されなかったプラシーボ群の1/3の参加者が倦怠感や頭痛、筋肉痛を訴えたと報告されており、先のデーターにはノシーボ効果による心筋炎や心筋梗塞等の重篤な副反応が含まれているだろうことは容易に推定できる。
以上のことから言えるのは ”いたずらにワクチン接種の弊害を恐れて忌避する必要は ない”ということ。
今回のコロナ禍の長期化で本当に恐れなければならないのはワクチン接種の弊害では 無く”伝染性が強くしかも高い致死率の変異株”が出現することだ。
人類が絶滅の危機に瀕するアウトブレイク(映画)の様な悲惨な状況は虚構の世界だけのものにして貰いたいからねぇ・・・。
さて、ローラー台でのリハビリ兼筋力回復トレー二ングも5週を終え、鈍っていた脚も徐々に復旧しつつあるが、先日からこのルーチン作業?に、体重削ぎ落しという新たな目的が加わった。
小生の身長は170㎝で体重は73.2kg(現時点)、BMI値を算定すると25.3で肥満1度の メタボ体型のジジィである。
この体重だとライド中の坂上りが辛いのは元より、ヒルクライム嫌いの解消もおぼつかないので、以前からここは何とか減量を図る必要があると痛感しており、そこで今回の取り組みとなった次第。
BMIの指標によると適正体重は63.6kgで現状からは-9.6kgの減量が必要だが、これは あくまで理論値。
聞くところによると”チョット肥満”の方が長生きできるらしいので、目標は68kgと一応決めて、取り敢えずはその通過点の70kgを目指すことにした。 (これまでの経験で減量が簡単じゃぁ無いのは身に染みて判っているからねぇ)
それにしてもローラー台で1.5時間ほど汗を掻くだけじゃ減量はなかなか捗らない。
そこで来週ぐらいから70~80㎞のセミライドに出掛けてみようかな?と思っているが、数日前から時折クシャミが出るので、今年はもう花粉が飛び始めた様子。
あぁ何ともうまくいかないなぁ・・・。